当財団起源は、デンマーク国民農学校を模範とし、1929年4月に静岡県沼津市にて開校した私立農学校です。創業者は札幌農学校クラーク博士に師事した同校一期生の渡瀬寅次郎博士(設立直前に他界)、内村鑑三氏、新渡戸稲造氏、そして渡瀬博士瀬娘婿にあたる小坂順造ら遺族です。
間もなく、まもなく設立100年周年を迎える2020年を機に、小坂順造の曾孫である小坂幸太郎を代表理事に配し、科学技術を駆使した優れた商品とその現場を開発する財団法人として再起動します。
六つの事業領域
各部門におけるスペシャリストの集合体。部門長と理事の合議制により各部門運営が執行される。
調和発展部門
興農学園の祖業であるデンマーク由来の農業技術や種苗導入などの精神に則り、農と食に関するブランディング、食育を推進して人々の健康と安心・安全を追求するための各種サービス開発を行う。
農と食をテーマとした地域調和と発展を推進する為の各種業務推進。興農学園の経営企画、部門横断的な事業プロジェクトマネジメント機能を行う。
流通部門
会員向けサービスの開発と運用。新商品及びサービスのプロモーション、宣伝、販路整備などを統括。 Youtuber会社との興農学園チャネルの企画と運営を統括する。
食品開発及び生産事業者 、卸売り事業者 、一般消費者のニーズをくみ取り、新商品企画開発なども行う。
エネルギー部門
土地や水、風、熱、生物資源などを再生エネルギーに変え、売電収入を活用した農山漁村における農地開発、熱の二次利用を 次世代農地経営へ転用を推進。
地域特性を考慮した最適なエネルギー源選択、地元ご関係者と協力したエネルギー分配仕組みの組成。エネルギー開発設備の稼働率向上、技術開発、並びに事業化推進を進めていく。
人材育成部門
新技術(食品技術、科学技術、AI 、エネルギー、各種先進技術)のR&D開発プロジェクトの組成。協業先とのプロジェクトマネジメント、技術の担い手や人材育成のシステムを構築していく。
学術機関と企業との連携、人材育成プログラム、ならびに就職活動の支援などを行う。
土地部門
耕作放棄地、山林、港湾部の遊休不動産の活用、ならびに各種土地利用関連プロジェクトの統括と執行を担う。国土7割を占める森林の利活用と保全。
オフィス屋上/周辺スペースの緑化・造園推進、公共スペース開発、食品工場の建設プロジェクトなど、活用が進んでいない遊休スペースを行う。
次世代事業創生部門
最先端技術の開発部門。リモートセンシングによる栽培 システムの自動化、栽培システムAI や食品アレルギー検出AIの開発、DBの構築と運用、オランダ先進技術による植物の疫病検出予防技術なども行う。
興農学園独自、または提携企業や学術機関と共同開発した技術のパテント管理や技術マネジメント全般を担う。
事業創生の仕組み
各部門におけるスペシャリストの集合体。部門長と理事の合議制により各部門運営が執行される。
事例集
こちらで当財団事業をご紹介いたします。事例集の公開進捗はBlogにてお伝えします
イチゴ事業
ハウス栽培を前提とするイチゴ苗や果実栽培システムをご提供する事業